アクセスの良さがセールスポイント
JR高山駅から徒歩約10分。地元の新鮮な野菜や民芸品などが並ぶ、飛騨高山の名物「宮川朝市」の側に建つ。高山陣屋や古い町並みなどの観光スポットや飲食店街にも近く、「アクセスの良さが自慢」と冨田雅之社長。
ホテル前の駐車場は最大46台が駐車可能。宿泊客は無料で利用できる。チェックイン前やチェックアウト後も利用できるとあって、好評だ。
客室は46室あり、うち31室がシングルルーム。室内は約16平方メートルと広く、シモンズ社製のダブルベッド(約140センチ幅)を採用している。自由にものが入れられる冷蔵庫があり、全客室には加湿器付き空気清浄機が完備されている。
素泊まりが基本だが、1階の食事処「心介(しんすけ)」では和食が中心の朝食バイキング(大人1人1100円)を提供しており、郷土料理の朴葉みそなどを味わうことができる。夜は居酒屋として営業しており、「特選飛騨牛朴葉焼き御膳」が人気だ。
1階にある男女別浴場は天然温泉(飛騨高山温泉)で、タンクローリーによる”運び湯”だが、加水は一切していない。泉質は弱アルカリ性で、肌にしっとりとやさしいお湯。
平日はビジネスマン、週末は観光客で埋まる。ロビーにはOA(オフィスオートメーション)コーナーを設けており、ビジネスマンに重宝がられている。また、多目的ホールもあり、会議や研修会場としても利用できる。
高山といえばインバウンドに人気だが、現状それほど利用は多くない。じゃらんや楽天トラベルなどを通して時折予約が入ってくるぐらいだが、英語を話せる従業員もおり、受け入れに支障はない。
高山はホテルの新規参入組が相次ぎ、競争は激しくなっている。「外国人価格というか、駅前などの施設は宿泊費が高く、一般の観光客には敷居が高くなっている。当館はその点リーズナブルな料金で、それが強みともなっている」と冨田社長はいう。
【素泊まり1人1泊6500円(税抜き)から】

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