全日本ホテル連盟(清水嗣能会長=福井県・福井国際観光ホテルリバージュアケボノ、ANHA)は11月11日、広島県福山市の福山ニューキャッスルホテルでタウンミーティングを開いた。会員ホテルや地元企業など約160人が参加。「つながる瀬戸内、ひろがる価値」をテーマにパネルディスカッションや講演会を通じて瀬戸内の地域活性化の方策を考えた。
パネルディスカッションには、宿泊施設の運営などに携わる3氏が登壇した。東京・銀座で広島県のアンテナショップ「TAU」を手掛ける鞆スコレ・コーポレーション(福山市)の村上正高会長CEOは、「国産レモン日本一」を掲げたブランド発信や販路拡大の実績を紹介したほか、宿泊事業では福山市の港町・鞆の浦で古民家を改修した宿泊施設の整備を進めてきた経緯を説明。周辺では、古民家をリノベーションした飲食店などが10店舗から40店舗以上に増えていると述べ、歴史ある港町の景観を生かしつつ、地域事業者と連携したにぎわいづくりに注力し、観光客の増加につなげていきたいとした。
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