阪急交通社の9月の旅行取扱高は前年同月比13.0%増の318億4131万円で、国内、海外、訪日全ての部門で前年を上回った。阪急阪神ビジネストラベルは総取扱額、国内、海外旅行で前年同月を上回った。
国内旅行は、159億1447万円(前年比6.7%増)。物価高の影響で消費者の節約志向が続く中、大阪・関西万博をはじめ、大相撲や歌舞伎などのイベントと観光を組み合わせた旅行商品の販売に注力。甲信越方面は立山や黒部の周遊型ツアー、上高地などの高原リゾートに滞在する商品の募集告知も強化した。万博関連ツアーが近畿方面への集客の6割以上を占めるなど、全体を押し上げる結果となった。沖縄方面は「ジャングリア沖縄」の開業効果で前年を大きく上回った。
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