JR東日本、蒸気機関車の新たな観光列車構想を発表 29年春以降に岩手県内で運行開始へ


C58形蒸気機関車

C58形蒸気機関車

 JR東日本は3日、同社が保有するC58形蒸気機関車を新たな観光列車として運行する構想を発表した。運行区間は東北本線・岩手県内の盛岡~一ノ関間を予定し、2029年春以降の運行開始を目指す。世界遺産・平泉などの人気観光地を結び、地域の観光資源のさらなる活性化と東北地方へのインバウンド誘致を図る。

 C58形蒸気機関車は、1940年から約30年にわたり山田線などで活躍。廃車後の73年からは盛岡市内の交通公園に保存されていたが、2012年12月に復元工事が施され、14年4月に「SL銀河」として運行を開始。以降、臨時列車やさまざまなイベントなどで活躍してきた。

 今回発表した構想では、機関車はC58形機関車、客車は既存車両を改造する方針。今後は沿線自治体や観光関係団体と連携し、客車、運行体制、サービス内容などの詳細ついて検討を進めるとしている。

C58形蒸気機関車
C58形蒸気機関車

 
 
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