インバウンド依存はリスクもある(写真と本文は関係ありません)
高市早苗首相が台湾有事を懸念して「存立危機事態に該当し得る」と国会答弁してから、日中関係は急速に冷え込み、観光にまで影響を及ぼしつつある。オーバーツーリズムの問題もあってか「観光立国をめざす日本にとって、インバウンド頼みでいいのだろうか」という声も聞こえてくる。
過去、関係が悪化すると中国はさまざまな手段で日本に圧力をかけてきた。例えば、2012年に政府が尖閣諸島を国有化した際、今回と同じように中国は日本への渡航を控えるよう注意喚起し、訪日客が減少したことがある。
韓国も同様で、政権によって日本に対する態度が変わり、激しい排日運動につながるケースも少なくない。過去、何度あっただろうか。
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