観光庁の旅行・観光消費動向調査の1次速報値で、2025年7~9月期の日本人国内旅行消費額は、観光、業務など旅行目的を問わず、前年同期比9.0%増の8兆536億円となった。年間を通じた四半期の実績として過去最高。内訳では、宿泊旅行が同11.0%増の6兆7303億円、日帰り旅行が同0.1%増の1兆3234億円。旅行者数が増加し、宿泊旅行の支出が上昇したことで消費額を押し上げた。
宿泊旅行の延べ旅行者数、8月が伸長も地域差
25年7~9月期の日本人国内延べ旅行者数は同4.6%増の1億6136万人。このうち宿泊旅行が同5.4%増の9036万人、日帰り旅行が同3.7%増の7100万人となった。
宿泊旅行の延べ旅行者数を月別に見ると、7月が2361万人で前年同月比4.5%増、8月が3969万人で同7.7%増、9月が2706万人で同2.9%増。特に8月が大きく伸びた。
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