日本航空はこのほど、東京都の公募事業「空飛ぶクルマ実装プロジェクト」Ⅰ期の実施事業者に採択された。JALを代表事業者とし、住友商事、JALと住友商事が合弁で設立した株式会社Soracleを含む9社のコンソーシアムでプロジェクトに取り組む。
プロジェクトは東京都と事業者が連携し、次世代の移動手段である「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の社会実装を目指すもの。臨海部や河川上など空港へのアクセスを想定したエリアでの飛行や、運行環境の整備などを実施する。
今年度はプレ実装に向けた準備や計画、調整などを進める。26年度は実証飛行を中心に行い、27年度は実機飛行を伴う事業性の検証などプレ社会実装を推進していく方針だ。
JAL、住友商事、Soracleは「空飛ぶクルマ離発着地としての空港の新たな価値提供を目指す」としている。




