初日のテープカット
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合は11、12日、東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)で恒例の「ホテル・旅館生衛業フェア」を開催。約40の企業・団体が宿泊業の経営に役立つ最新の業務用商品・サービスを展示した。
今年で57回目を迎えた恒例の催し。オープニングセレモニーで工藤哲夫理事長(ホテルかずさや)は「コロナで苦しい時期を過ごしたが、今はインバウンドが大勢お越しいただき、営業的に良い環境となっている。ただ、人件費や諸物価の高騰など、さまざまな問題も抱えている。(フェアに出展した)企業の製品をうまく活用し、難局を乗り切りたい」とあいさつ。
出展企業の一つ、ASK(本社=東京都立川市)は、「館内データ放送インフォメーション」「外国語放送」「電子書籍読み放題サービス」を手掛ける。同社では、客室テレビで外国語放送を視聴できるサービスへの引き合いが、特にインバウンドが多い地域から増えているという。「顧客満足度を高めるとともに、災害が発生した際、現状を英語の字幕で伝えられ、お客さまの安心・安全にもつながる」と同社担当者。





