シンポジウムには約120人が参加
国土交通省近畿運輸局は6日、大阪歴史博物館(大阪市)で、「万博後の観光振興策を考えるシンポジウム」を開いた。自治体、DMO、運輸などの観光関係者約120人が参加。自治体や事業者が、万博やインバウンド振興に向け実施した取り組みについて共有したほか、「プラス ビヨンド」として万博のレガシーにプラスアルファした取り組みの可能性などについて意見交換した。
冒頭あいさつした服部真樹局長は、万博開催期間中の関西2府4県への旅行客数が10%増、旅行消費額が16%増となったことに触れた上で、「さらなる取り組みを行わなければ観光の効果がしぼんでいくのではないか。万博での成長や上昇気流をうまく捉える取り組みが必要だ。今回のシンポジウムを契機に、万博後の観光振興策を一緒に考え、持続可能な観光作りの一助になれば」と述べた。
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