観光業界が直面するDX課題の解決へ
DX(デジタル・トランスフォーメーション)に関する技術の進歩が近年著しい。ここでは宿泊・観光業界の生産性向上、利益拡大に貢献するDXに関わる商品・サービスを紹介する。
来年会社設立40年を迎える展示会主催会社最大手のRX Japan(東京都中央区)は、エネルギー、AI、DX、教育、観光など幅広いジャンルの展示会を手掛けている。
同社では2026年12月2日から4日にかけて、観光・宿泊・飲食分野にわたるホスピタリティ産業の課題を一挙に解決するAI/DX/ロボットの専門展として、「第1回ホスピタリティテックEXPO」を有明GYM―EXで初開催する。
従来の観光・宿泊市場向けの「観光DX・マーケティングEXPO」と、飲食業を対象にした「飲食業界イノベーションWeek」を統合したこの新たな展示会は、「昨今の慢性的な人手不足といったホスピタリティ産業が直面する課題を最新のテクノロジーおよび、デジタルソリューションで解決する日本最大級の商談展」と同社。
会期中は各業界が抱える課題を業界の第一人者が講演するセミナーを同時開催する。
出展エリアは、(1)PMS、スマートチェックインや客室IoTソリューションなどを対象とした「宿泊DXエリア」(2)多言語AIチャットアプリや地域観光アプリなどの「観光DXエリア」(3)POSレジシステムやモバイルオーダー、配膳ロボットなどの「飲食DXエリア」(4)シフト・勤怠管理システム、予約管理システムといった「ホスピタリティマネジメントエリア」(5)人材紹介・採用サービスや多言語対応ツールなどの「人手不足・インバウンド対策ゾーン」の五つを予定している。
また、同社では第1回ホスピタリティテックEXPOの開催に向けて、2025年12月12日に東京ミッドタウン八重洲4階カンファレンスルームで開催発表会と懇親会を開催する。
「当日は、具体的な出展方法について相談可能なほか、業界の最新トレンドを把握できるゲストスピーチや、参加者同士の交流の場を用意する予定。奮ってご参加をいただければ」と話す。

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