宮崎美子氏
東京都と東京観光財団は11月20日、国内5つの世界自然遺産登録地のある自治体と連携した「世界自然遺産観光振興シンポジウム」および「商談会」を来年1月28・29日に開催すると発表した。
世界自然遺産の魅力発信
シンポジウムは来年1月28日、オンラインで開催される。第1部では「旅と共生」をテーマに、世界遺産に造詣の深い女優の宮崎美子氏と俳優の南圭介氏が登壇。自身の経験を交えながら、旅と国内の世界自然遺産の共生について語る。
第2部では小笠原諸島、知床、白神山地、屋久島、奄美・沖縄の観光関連団体に所属する有識者が登壇し、各地域の特徴や魅力、アクセス方法から地元の人しか知らないコアな情報までをプレゼンテーション形式で紹介する。
参加費は無料。興味関心のある一般の方であれば誰でも参加可能だが、定員は500名で事前予約制となっている。応募多数の場合は抽選となる。申込期限は来年1月23日17時まで。
旅行会社向け商談会も実施
翌29日には、品川フロントビル会議室で対面形式の商談会が開催される。都内旅行会社等15~20社程度を対象に、世界自然遺産地域の観光関連団体との商談が行われる予定だ。出展地域は小笠原諸島、知床、白神山地、屋久島、奄美・沖縄。こちらも参加費無料で、申込期限は12月19日17時までとなっている。
この取り組みは、東京都が「ALL JAPAN& TOKYOプロジェクト」の一環として実施するもので、日本各地と連携して双方の強みを活かした産業振興を目指している。また「2050東京戦略」における戦略14「観光の更なる発展」を推進する取り組みでもある。
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