日本生産性本部「レジャー白書2025」を発表 市場規模は「観光・行楽」が増加に コロナ前上回る


24年の余暇の現状と市場動向

 日本生産性本部が10月31日に発行した「レジャー白書2025」は、昨年(24年)の国内の余暇活動状況について、詳しくまとめている。主な内容をピックアップする。

 昨年の余暇関連市場規模は前年比5.6%増の75兆2030億円。コロナ禍前の19年と比べても4.0%上回った。コロナ禍で余暇関連の市場規模が縮小し、23年も19年比1.5%減とコロナ禍前に届かなかったが、昨年は増加に転じた。

 四つの部門別に見ると、「観光・行楽部門」が前年比9.9%増、19年比7.6%増の12兆4160億円。余暇関連市場全体と同様、23年は19年比2.1%減とコロナ禍前の数字を下回ったが、昨年は増加した。

 観光・行楽部門をさらに細かく見ると、旅館(売上高)が前年比14.1%増、19年比18.3%増の1兆6280億円。

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