●応急手当
お客さまがケガをされたら、医師や救急隊員に引き継ぐまで旅館ホテルでできる処置をすることが求められます。
それを応急手当ないし救急処置と言います。
応急手当とは、救急蘇生法を除いた、一般市民の行う手当てのことで、主に骨折、脱臼、捻挫、熱傷などの処置を指します。よく似た言葉の応急処置は、救急隊員が行う処置と定義されています。
濡れタオルや湿布薬などで冷やしてから、関節を固定し、安静に保ちます。そのあと病院に向かい、整形外科医に関節からはずれた骨を戻してもらいます。
捻挫
濡れタオルや湿布薬などで冷やしてから、ひねった方向と逆の方向に固定し、安静に保ちます。改善されないようなら病院に行き、整形外科医に診てもらいます。
やけど
冷たい水で冷やすことが先決です。要する時間は医師による見解に違いがあるものの、5~30分とされます。衣服を着たままのやけどでは、衣服を無理やり脱がさず、そのまま上から冷水をかけます。
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■日本ホテルレストラン経営研究所=ホスピタリティ業界(旅館、ホテル、レストラン、ブライダル、観光、介護)の人材育成と国際交流へ貢献することを目的とするNPO法人。同研究所の大谷晃理事長、鈴木はるみ上席研究員が監修する書籍「『旅館ホテル』のおもてなし」が星雲社から発売中。問い合わせは同社TEL03(3868)3275。
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