山翠スイート(イメージ)
浦島観光ホテル(和歌山県那智勝浦町)が運営する「山水館 川湯みどりや」(同県・熊野本宮温泉郷)は12月27日、ロビーや客室などの改装を経て、リニューアルオープンする。欧州やアジア諸国から、熊野古道をトレッキング目的に訪れる旅行者の増加を受け、訪日客など幅広い宿泊者に、疲れを癒やしながら快適に過ごせる滞在を提供する。
エントランスとロビー、客室を中心にリニューアルした。客室は2部屋ある露天風呂付き客室を刷新し、サウナ付きの「山翠スイート」は、窓際にベッドを配置することで、雄大な自然を望む特別な空間に。「緑翠スイート」にはサンルームを設け、窓際にはデイベッドとミニバーを配置。ソファーとベッドを緩やかにつなぐ設計により、ゆったりとした開放感を演出する。
リニューアルに伴い、山翠・緑翠スイートの宿泊者限定で、特別会席「熊野牛会席」を用意。ブランド牛「熊野牛」と紀州の旬の山海の幸をふんだんに盛り込んだ。料金は1泊2食付きで1人5万700円(2人1室利用時)。期間は来年1月5日から3月19日まで。
リニューアル後は、全ての宿泊プランでソフトドリンクとアルコールのフリードリンクを提供する。
同館は世界遺産・熊野古道の本宮大社から車で10分ほどの場所に位置し、大塔川の河原から湧き出る天然温泉と、冬季限定の巨大な露天風呂「仙人風呂」が楽しめることでも知られる。

山翠スイート(イメージ)




