氷を使わないかき氷「純雪機」
今回の旅館・ホテル向け商品情報のテーマは「設備」。宿泊客の滞在をより快適にする新商品を紹介する。
3秒でふんわり製氷、だしや酒にも対応
Fujitaka(フジタカコーポレーション、京都市)は、氷を使用しないかき氷機「純雪機」を旅館・ホテルに提案している。湯上がりの火照った体をやさしく冷ますかき氷の提供に最適で、“おもてなしスイーツ”として滞在客の満足度向上にも貢献する。
液体をマイナス40度で急速冷凍し、わずか3秒でふんわりとしたかき氷を作り出す。水、お茶、ジュースはもちろん、日本酒やだしなどからも製氷することが可能だ。
液体から製氷するので、ブロック氷の保管が不要。スペースを圧迫せず、在庫管理の手間を大幅に削減できる。独自の製氷技術で、通常の氷では味わえない、「雪」のような、ふんわりとした食感を実現した。
ローラーの回転の速さを調整することで、氷の細かさを調整することが可能。細さ1ミリに満たない繊維状の「糸ピンス」も作れる。アルコール含有20%以下の酒類も製氷できるため、居酒屋コーナー、バーの新メニュー開発に貢献できる。
自動清掃モードを搭載した「ModelX」と、コンパクト設計を実現した「Model2s」の2種をラインアップしている。
同社では、充実した機能だけではなく、周囲の環境に合ったデザインを兼ね備えた喫煙ブース「SMOKE POINT(スモークポイント)」も提案。デンマーク生まれのスタイリッシュなデザイン。周囲を開放感ある透明ガラスで囲み、美しいインテリア空間を生み出す。国の脱煙機能付き喫煙ブースの基準である「TVOC(総揮発性有機化合物)の除去率95%以上」「非喫煙場所から喫煙場所への気流が毎秒0.2メートル以上」「排気粉じん量が1立方メートル当たり0・015ミリグラム以下」の基準もクリアしている。

氷を使わないかき氷「純雪機」





