環境省の「チーム新・湯治」全国大会
環境省の「チーム新・湯治」全国大会が7日、東京都千代田区の一橋講堂で開かれた。「新・湯治」は、現代のライフスタイルに合った温泉地の過ごし方を産官学など多様なネットワークの下で提案する活動。全国大会では「大学生と考える温泉地の魅力」と題して、大学のゼミなどの学生が温泉・温泉地に関する調査、研究の成果を発表した。学生からは、国民保養温泉地の仕組みの再構築、交流の場としての共同湯の活用などが提言された。
「国民保養温泉地」の活用を
杏林大学外国語学部観光交流文化学科・小堀ゼミの天野遼さん、田中彩恵さんは、「温泉地におけるウェルネスツーリズム」と題して発表。近年、ウェルネスツーリズムの潮流など、観光温泉地から療養・保養機能を備えた温泉地への回帰の傾向が見られることから、温泉法に基づく国民保養温泉地の制度に着目した。
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