国土交通省と農林水産省はGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開幕500日前を控える11月2日、会場の神奈川県横浜市瀬谷区にて日本政府出展起工式を開催した。2省はGREEN×EXPO 2027に「日本の自然観を再考し、未来へ進む」をコンセプトとした出展を予定している。
起工式には高市早苗内閣総理大臣や政府関係者、国会議員、横浜市長、日本政府出展関係者、地元自治体関係者などが出席。挨拶に立った高市総理は「気候変動、生物多様性の損失、食料問題といったプラネタリー・バウンダリー、すなわち地球環境の限界が、身近な問題として我々の生活に大きな影響を及ぼしている」としたうえで、GREEN×EXPO 2027を「こうした問題に真正面から向き合い、我が国が世界に向けて持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示す場」と説明。

さららにテーマが「幸せをつくる明日の風景」であることを触れ、政府出展について「中核となる展示。関係自治体や経済界の皆様と連携し、政府一丸となって準備や機運醸成を進めていく」と意気込みを述べた。
また、金子恭之国土交通大臣兼国際園芸博覧会担当大臣は「起工式を契機として、多くの皆様にGREEN×EXPOへの関心をもっていただけるよう、関係省庁と連携し、国内外に向けて開催の理念と魅力を伝えるなど、開幕を見据えた準備を着実に進めていく」と挨拶した。


鍬入れの儀にはトゥンクトゥンクに加えミャクミャクも出席




