浅草寺会場の様子
旅先での行動規範を旅行者らに啓発する一般社団法人ツーリストシップは10月25日、全国7地域で「一斉旅先クイズ会」を行った。外国人客が多く訪れる観光地を中心に特設ブースを設け、その土地ならではの文化や歴史、マナーをクイズ形式で学んでもらう体験型のイベント。2023年から全国各地で行っているが、複数の地域で一斉に行うのは昨年に続き2回目となった。
今回は山形県飯豊町の「道の駅いいでめざみの里観光物産館」、東京都台東区の浅草寺、京都市の八坂神社、広島県廿日市市の宮島桟橋前広場など、全国4都府県7地域で実施。
東京の浅草寺はあいにくの小雨でも多くの外国人観光客でにぎわい、ツーリストシップのブースにも多くの客が立ち寄っていた。アルゼンチンから来たという旅行者は「日本は初めてで、今回は東京、大阪などに22日間滞在します。(クイズ会では)寺の参拝で手を叩かないことを学びました」。
ツーリストシップの田中千恵子代表理事は「全国のさまざまな場所で観光マナーを発信し、その知見を広めていきたい」と話している。

浅草寺会場の様子




