国内外に広がる独自の個性と魅力
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(SPW)は10月24日、同社が運営する国内外6ホテルが、ミシュランガイドホテルセレクション2025において「1ミシュランキー」に認定されたと発表した。
認定を受けたのは、SPWが運営する「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」と「ザ・ホテル青龍 京都清水」、そして同社の子会社Ace Group International LLC(AGI)が運営する「エースホテル京都」「エースホテル ブルックリン」「エースホテル トロント」「エースホテル シドニー」の計6ホテル。
ミシュランガイドは昨年から世界15ヵ国で「ミシュランキー」の発表を行ってきた。2025年版では125ヵ国以上から約7,000軒を超えるホテルが選出される中、これら6ホテルは「独自の個性と魅力を持った目的地であり、型にはまらず、他にはない体験を提供している」と評価された。
SPWは100年以上の歴史で培ったノウハウを強みに「日本をオリジンとしたグローバルホテルチェーン」への成長を掲げ、国内外250ホテル規模への拡大を目指している。今年9月には、世界的ライフスタイルホテルブランド「エースホテル」を運営するAGIをグループに迎え入れた。
同社では今回の認定について「独自のブランド力を有するグローバルホテルオペレーターへの飛躍に向け、大きなステップとなる」としている。
「1ミシュランキー」は、ミシュランガイドの厳格な5つの評価基準に基づいて認定される。評価基準には「ホテル自体が旅の目的地であり、その土地ならではの体験ができる」「素晴らしい建築とインテリアデザイン」「サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いている」「価格に見合った体験ができる」「施設の個性やユニークな特徴を反映した独自性がある」などが含まれる。
認定を受けた各ホテルには、それぞれ特徴がある。「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は高層階からの眺望を芸術の域にまで高めた空間を特徴とし、「ザ・ホテル青龍 京都清水」は約80年にわたり学び舎として愛された元京都市立清水小学校を上質なヘリテージホテルとして再生したもの。
また「エースホテル京都」は大正時代に建てられた「新風館」をリノベーションしたホテルで、「East Meets West」というコンセプトのもとデザインされている。海外の「エースホテル ブルックリン」「エースホテル トロント」「エースホテル シドニー」も、それぞれの地域性を活かした独自の魅力を持つ。
ミシュランキーには「1ミシュランキー」のほか、「2ミシュランキー」「3ミシュランキー」の評価があり、「3ミシュランキー」は世界で最も注目に値する最上級のホテルに与えられる。





