東武グループなど、外国人診療サービス開始 多言語対応でホテルの負担減


とらほすのロゴ

 東武鉄道と東武ホテルマネジメントなどは10月27日から、外国人の受診環境改善を手掛けるメディ・エンジン(東京都港区)と連携し、訪日外国人宿泊客向けのオンライン多言語診療サービス「とらほす(Travelers’Hospital)」=ロゴ=を、東武グループのホテル10施設で試験導入した。訪日外国人の増加に伴い、多言語対応の医療体制が不足する中、ホテル業務の負担軽減と安心して滞在できる環境づくりを目指す。

 とらほすは、全国300以上の宿泊施設などでの導入実績を持つ。英語、中国語、韓国語などに対応し、24時間オンライン診療に対応しているのが特徴だ。

 宿泊客が体調を崩した際には、QRコード付きの案内資料からアクセスし、スマートフォンで診療を申し込む仕組み。診察後は状況に応じて薬が処方され、一部施設では配送にも対応する。

 対象施設は、浅草東武ホテル、宇都宮東武ホテルグランデ、川越東武ホテル、品川東武ホテル、東武ホテルレバント東京、日光金谷ホテルなど10施設。導入期間は来年3月末までを予定し、効果が確認され次第、順次本格導入を行う。


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