新体制の顔ぶれ(中央=太一氏、後列左から奈美氏、会長の信幸氏、洋詩恵氏)
「日本の宿 古窯」を運営する旅館古窯(山形県上山市)の3代目新社長に専務の佐藤太一氏=写真=が就いた。専務には佐藤奈美氏が就任。前社長の佐藤洋詩恵氏は古窯ホールディングスの副会長に就き、10月から新たな経営体制が発足した。
太一氏は、「祖父母が創業し、両親が築き、家族・社員と共に育ててきた宿を、3代目として引き継いだ。地域に深く根ざしながら、社員一人一人と共に、お客さまに深い感動と記憶を刻む宿へと進化させ、その価値を広げていく」と意欲を語った。
洋詩恵氏は「秋の天 初代の思いに近づけり」「祖父の背を 仰ぎみし子の神楽月」の2句を詠み、「形あるものではなく形なきものに込められた創業の精神を引き継ぎ、変革を恐れず社員と共に明るく前進を」と新体制への思いを語った。

新体制の顔ぶれ(中央=太一氏、後列左から奈美氏、会長の信幸氏、洋詩恵氏)




