内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の今年9月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比0.4ポイント増の47.1と、5カ月連続で上昇した。サービス関連、小売関連が上昇。飲食関連が低下した。観光関係者から「外国人の来訪堅調」「万博終了で需要が全国分散」などの声が上がっている。
調査は旅館・ホテル、飲食など、地域の景気の動きを観察できる業種の人たちに、3カ月前と比較した景気の現状と、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
現状DIはサービス関連が同0.1ポイント増の48.7、小売関連が同0.3ポイント増の45.7と、それぞれ3カ月連続、2カ月連続で上昇。飲食関連は同1.0ポイント減の44.6と、4カ月ぶりに低下した。
先行きDIは前月比1.0ポイント増の48.5。サービス関連が低下。小売関連と飲食関連は上昇した。
景気判断理由の主な回答は次の通り。
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