約1千品種・7千株の秋バラが満開を迎える
千葉県八千代市にあるバラのテーマパーク「京成バラ園」で25日から、秋バラの見ごろに合わせたシーズンイベント「Roseful Vacation」が始まった=写真。約1千品種・7千株の秋バラが満開を迎え、新品種「アリスの初恋」を初披露。また、四つのテーマに合わせた多彩なエンタメ体験などを提供する。
アリスの初恋は、秋に再び満開を迎える「アンコール・ブルーム」の中でも注目の新品種。花芯の濃い色から外側へ淡くなるグラデーションが華やかで、白い裏面の花びらと明るい葉色が清楚な印象を添える。園内ではこの花を探すアクティビティも実施され、物語の世界を歩くような演出が来場者を楽しませる。
イベントは「エキゾチックバケーション」「リラックスバケーション」「アクティブバケーション」「フォトジェニックバケーション」の4テーマで構成され、中でもエキゾチックバケーションでは、19世紀英国文学を融合した「不思議の国のアリス×ヴァンパイアのお茶会」を初開催。バックヤードにあるアトリウムガーデンを会場に設定し、若手声優・舞台俳優らが扮するヴァンパイア執事がゲストをエスコートする幻想的な演出が特徴だ。
同園は「関東最大級のバラのテーマパーク」を掲げ、従来の植物園の枠を超えたローズガーデンを目指してきた。コロナを契機にバラを起点としたエンタメコンテンツの開発に力を入れ、半年ごとに新施設の開業やイベントなどを展開している。会期は11月24日まで。

約1千品種・7千株の秋バラが満開を迎える




