【観国之光 515】大阪・関西万博が閉幕 万博レガシー、どう生かす 観光経済新聞 論説委員 内井高弘


意外に盛り上がった大阪・関西万博(10月13日の会場風景)

意外に盛り上がった大阪・関西万博(10月13日の会場風景)

 大阪・関西万博は13日、184日間の会期を終えて閉幕した。会場となった人工島・夢洲(大阪市此花区)には2557万人を超える一般来場者が訪れ、盛り上がった。開幕前には考えもしなかった「万博ロス」といった声さえ聞かれるほどだ。運営収支も黒字となり、まずは成功といえるのではないか。

 ただ、国全体で盛り上がったかというとそうでもないようだ。国内来場者は、当たり前だが近畿圏が最も多く、次いで、関東、中部の順とか。

 「1970年の大阪万博ほどの高揚感はなかった」との指摘もあるが、筆者は大屋根リングに圧倒され、華やかなパビリオンに目を奪われた。何より、老若男女を問わず、来場者が笑顔で見学していた光景がとても印象に残っている。

 万博では、国内の自治体もパビリオン出展やイベント開催で、来場者に魅力をアピールした。

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