国連世界観光機関(UN Tourism)は10月17日、「ベストツーリズムビレッジ(Best Tourism Villages、以下BTV)」の2025年認定地域を発表した。今年は世界270以上の地域から応募があり、うち52地域が認定された。日本からは奈良県明日香村、和歌山県高野山、香川県土庄町、香川県小豆島町の4地域が選ばれ、これにより日本のBTV認定地域は計12地域となった。
BTVは持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じた自然や文化遺産の保全、持続可能な地域づくりに取り組む優良地域を認定する制度で、2021年にスタートした。認定地域はUN Tourism指定のロゴマークを使用できるほか、国際的なBTVネットワークに参加し、他国の地域と知見や経験を共有する機会が得られる。観光庁では、地域の国際的な認知度や魅力のさらなる向上が期待できるとしている。
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