
ホテル1階に設けた漫画カフェで話す外川代表(左)と担当者の渡邊重幸支店長代理(10月6日、湖龍)
山梨中央銀行河口湖支店(西川雄介支店長=行員20人うち渉外13人。パート8人)で、東京の情報を活用して山梨県内事業者を成長させる「山梨強靭(きょうじん)化戦略」の好事例が生まれた。富士河口湖町のホテル「湖龍」に都内のアニメ制作会社を紹介し、客室にアニメの世界を再現する企画に協力。同ホテルの月間売上高が過去最高を記録するのに貢献した。
湖龍の外川亜希子代表は元漫画家で、6作品がコミック誌などに掲載された。先代の死を受けて2020年7月に実家の湖龍を継いだが、コロナ禍で外国人観光客が消滅。大打撃を受け、運転資金を借りる必要が生じたなか、「当時の渡邊正雄支店長(現執行役員地方創生推進部長)に助けられた」という。【記事提供:ニッキン】
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