
観光プランの立案をサポートする高橋推進役(大分大学提供)
大分銀行は、地域活性化を地元の学生と後押しする。地域創造連携協力を結ぶ大分県宇佐市と大分大学による産官学の連携組織「おおいた地域連携プラットフォーム」の3者で、学生に地域を学ぶ機会を提供。同市の「酒蔵ツーリズム」に学生の視点を取り入れ、認知度向上とブランド力強化に寄与したい考えだ。
宇佐市は、麦焼酎の出荷量が全国トップクラス。市内七つの酒造による「JYOKKAS∞(ジョッカス)」の観光振興をテーマに、大分大学の学生9人が3チームに分かれ9月1日から約3週間、観光プランの立案に挑戦した。地域創造部地域活性化グループの柏陽翼推進役補は「学生に地域の課題を自分事として捉えてほしい」という思いから、全6回の講義を用意。講義内では、同行の宇佐支店も参画しながら、市内の酒造会社の事業や商品を実際に見るフィールドワークも開いた。【記事提供:ニッキン】
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