
池田泉州ホールディングス(HD)の子会社である池田泉州エリアサポート(大阪市、土岐隆宏社長)は、交通が不便な地域で予約制の相乗り送迎サービス「AI(人工知能)オンデマンド型交通」を手がける。銀行業とはかけ離れた事業だが、地域課題である交通インフラの維持によって高齢者などの外出支援を行い、営業基盤の活性化が目的。現在、大阪府和泉市で実施しているが、10を超す自治体と導入に向けて協議中だ。
池田泉州HDは自動車部品メーカーのアイシン(愛知県)と連携し、2023年から府内5市町で実証実験をサポート。そのうち和泉市で24年4月から正式運行がスタートした。【記事提供:ニッキン】
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