
社員の目視検査 一部置き換えも
JR東海の丹羽俊介社長は16日の定例会見(東京)で、東海道新幹線で進めている地上設備の営業車検測について、軌道、架線の状態把握や電線類、電柱に対する支障物の自動検出が可能となる新たな技術を開発したとして、2027年1月からの運用開始を見込むと発表した。今回の技術開発で、既に導入済みの技術と合わせ、新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」の全ての検測機能を営業車検測で代替する。さらに、社員が目視などで行う現地の検査、点検の一部も置き換えることができる。【記事提供:交通新聞】
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