JNTO
今年9月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比13.7%増の326万6800人となった。日本政府観光局(JNTO)が15日に発表した推計値。9月として過去最高を記録した。また、今年1月から9月までの累計は、前年同期比17.7%増の3165万500人となり、過去最速で3000万人を突破した。
9月は夏場のスクールホリデーの直後で訪日需要が落ち着く時期であったことに加え、東アジアで台風による航空便への影響があったにもかかわらず、訪日旅行への継続的な人気の高まりがみられた。台湾や米国、ドイツなど18市場で9月として過去最高を記録した。
中東地域の訪日外国人旅行者数は2万9700人で、単月として過去最高を記録。継続する訪日旅行人気に加え、9月下旬のイスラエルのユダヤ教の祝日や、9月中旬の大阪・関西万博でのアラブ首長国連邦、サウジアラビアなど中東各国のナショナルデー開催が影響した。
9月の主な国・地域の訪日旅行者数(カッコ内は前年同月比)は次の通り。
中国77万5500人(18.9%増)、韓国67万500人(2.1%増)、台湾52万7000人(12.0%増)、米国22万4700人(17.1%増)、香港14万9500人(12.2%減)など。





