東急リゾーツ&ステイ、「別館はなれ」を改装 外国人視野に”京都”感強調


訪日外国人旅行者を意識し、リニューアル(外観)

 東急リゾーツ&ステイは、京都市の「東急ステイ京都三条烏丸 別館はなれ」を全面改装し、名称を「HANARE by Tokyu Stay」と改め、9月29日オープンした。これに先立つ25日、マスコミを対象にリニューアル内覧会を実施した。東急ステイにとっては全国で32施設目となる。

 同施設は地下鉄烏丸御池駅から徒歩2分と交通の便が良く、外国人の利用者も多い。リニューアルもそれを意識し、「悠」「幽」「遊」「融」をキーワードにデザインを構成。京都の美意識を感じられる客室にした。

 客室の内訳は、ツイン(定員2人、26平方メートル)11、シグネチャーツイン(同3人、44平方メートル)8、ファミリー(同4人、45平方メートル)13、シグネチャーファミリー(同4人、55平方メートル)3、アセンブルスイート(同5人、56平方メートル)4、ラグジュアリースイートはなれ(同4人、66平方メートル)2。

 料金は季節などによって異なるが、ツインは3万3千円、ファミリー6万円、スイートはなれは9万2千円からとなっている。

 各部屋には東急ステイブランドならではの洗濯乾燥機やミニキッチンなどを備え付けてある。「最大の特徴はジャパンクオリティを体感できるコンテンツを館内に設け、視覚や聴覚など五感を刺激する体験ができること」という。

 具体的には、(1)香りを楽しむ調香体験(2)キンシ正宗監修の日本酒を味わう利き酒体験(3)デジタルサイネージで提案するおすすめの町巡り(4)デジタル茶室―など。

 このうち、デジタル茶室では茶道の先生によるお点前デモンストレーション付き茶道体験もでき、日本文化に興味のある外国人の関心を集めそうだ。

 このほか、周辺のグループホテル3施設や近隣商店と連携し、周遊を楽しめるようにした。


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