
自動チェックアウト機
ネットシスジャパン(東京都中央区)は2004年に設立。全国の宿泊市場向けにPMSやホテルインフォメーションシステムなど各種DXソリューションを展開する。現在老舗ホテルチェーンを含む全国の旅館・ホテル1850棟以上、約12万室にサービスを提供している。
同社では10月、旅館・ホテル向けに「自動チェックアウト機」をリリースした。
宿泊客は、各フロアやロビーに設置された専用の端末を利用することで、従来のようにフロントに立ち寄らずともスムーズにチェックアウトを完結できるという。
「チェックアウト時のフロントやエレベーター周辺の混雑を回避すると同時に、スタッフは接客やその他の業務に専念できる。昨今の人手不足対策の一環として、活用を前向きに検討していただければ」と同社。
主な特徴は(1)チェックアウト機能にのみ特化したシンプルで低コスト設計を実現(2)Wi―Fiと電源のみで稼働し、PMSとの連携は一切不要(3)24時間365日のサポート体制を構築(4)導入によるコスト削減効果―など。コスト削減について同社は、「フロントの人員を削減することで、年間約164万円の人件費の削減効果を見込める」と話す。
今後、自動チェックアウト機をさまざまな館内サービスと連携させるなど、さらなる業務効率化と利便性の向上を図るという。
この件への問い合わせはTEL03(5645)5544。
自動チェックアウト機