
日本ホテル(東京都豊島区)は1日から、JTBコミュニケーションデザインが提供するカーボン・オフセット型宿泊サービス「CO2ゼロSTAY」を9施設で導入した。先行導入2施設と合わせて計11施設に拡大。宿泊で発生する二酸化炭素の排出相当量をオフセットし、独自の環境配慮型プランを販売する。
カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けられない温室効果ガスの排出を、森林整備や再生可能エネルギー事業などへの投資によって埋め合わせる考え方。CO2ゼロSTAYはこの仕組みを宿泊分野に応用したもので、自社では設定が難しい環境配慮型宿泊プランの導入を可能にした。
宿泊客には排出量をオフセットしたことを示す通知書を発行。気軽に地球温暖化対策に貢献できる、サステナブルな宿泊体験を実現する。
日本ホテルでは「東京ステーションホテル」と「ホテルメトロポリタンエドモント」で先行導入していたが、今回新たに「メズム東京、オートグラフコレクション」とメトロポリタンホテルズの8施設にも拡大し、計11施設での導入となった。