
雪上車に乗り、笑顔を見せる森田氏
西武・プリンスホテルズワールドワイドは10月9日、「西武プリンスホテルズ&リゾーツ 2025―2026年秋冬魅力体験 発表会」を品川プリンスホテルで開催した。同社は、短い秋を経てすぐに冬を迎える昨今の気候を「短秋急冬(たんしゅうきゅうとう)」と名付け、環境が変化する中でも四季の魅力を味わえる体験を提案。「大自然」「和文化」「スポーツ」の三つのテーマに沿った宿泊プランやアクティビティを同社の各施設で提供していくという。
各施設の取り組みの一部は次の通り。
■万座プリンスホテル(群馬県万座温泉)
「大自然」を楽しめるプランとして、嬬恋村の特産品であるキャベツ「麗峰(通称419)」を主役にしたブッフェ料理やキャベツ419の食べ放題サービスを11月8日まで実施する。
■品川プリンスホテル
「和文化」の体験と味覚を味わえるプランとして昨年好評だった、日本あんこ協会監修の和のアフタヌーンティー「おこたであったか 餡くらべ」を今年も開催する。今回は食べ比べできる餡を8種類用意した。料金は1人6500円からで、
10月10日正午から予約を開始する。1日3組限定でこたつを配した「おこた特別室」で提供する(別途1人500円)。
和のアフタヌーンティー「おこたであったか 餡くらべ」
■雫石スキー場・雫石プリンスホテル
アジアで唯一「アルペンスキー世界選手権」の舞台となったコースを山頂まで雪上車(CAT)で登る「雫石CATツアー」を開催するほか、大会当時に使用していたログハウス「オーストリアハウス」で期間限定のナイトバーを営業する。
発表会では、気象予報士の森田正光氏が日本の四季の変化を解説。「自然は変えられないが、自分たちの行動は変えられる」と新しい季節の楽しみ方に期待を寄せた。
今後の各種イベントに先駆けて、品川プリンスホテルではCATに実際に乗れる「プリンススノーライド体験」も10月11~13日に開催する。
雪上車(CAT)