
シンポジウムの様子
関西広域連合は9月24日、大阪市のホテルモントレ大阪でタイ国政府観光庁(タイ観光庁)と「持続可能な観光振興に向けたシンポジウム」を開いた=写真。タイ観光庁副総裁による基調講演、関西観光本部やDMOの取り組み事例の発表を行い、互いの先進事例を学ぶとともに、今後の方向性などについて見識を深めた。
両者が昨年8月に取り交わした「観光交流の促進に関わる趣意書」に基づき、持続可能な観光についての取り組みや知見を共有しようと企画。自治体や旅行会社の関係者など約80人が、会場とオンラインで参加した。
冒頭、副広域連合長の西脇隆俊・京都府知事がタイと関西の共通項などを織り交ぜながら、同シンポによる交流の深化と持続可能な観光に関する知見の共有への期待感を、ビデオメッセージで披露。その後タイ観光庁のパッタラアノン・ナ・チェンマイ副総裁(国際市場アジア南太平洋地域担当)が、「持続可能な観光‥タイの経験と未来への展望」を演題に講演した。
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