
旅行読売出版社などが取り組む鉄道のあるまち応援プロジェクト「テツふる」が、第24回日本鉄道賞で日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞「『現地消費型ふるさと納税を活用した「四方よし」の取り組み』特別賞」をこのほど受賞した。
日本鉄道賞は10月14日の「鉄道の日」の趣旨に基づき、鉄道に対する国民の理解と関心を高める、優れた取り組みを表彰するもの。日本鉄道賞表彰選考委員会が全応募案件32件について評価、選定した。
「テツふる」は、現地消費型ふるさと納税を活用して、日本各地の鉄道があるまちへの訪問と、現地にある店舗などでの購買を通して、沿線地域の活性化を目指すプロジェクトの総称。
専用サイトから「テツふる」に参加する自治体にふるさと納税すると、寄付額の30%相当のデジタル商品券が返礼品として即時発行される。デジタル商品券はその自治体にある加盟店で1円単位で利用でき、鉄道グッズや特産品、特別な鉄道体験の購入に充てられる。
現在、のと鉄道沿線の石川県穴水町、若桜鉄道沿線の鳥取県若桜町と八頭町の3自治体が参画している。