地震からわずか9カ月足らずに起きた豪雨災害は大きな痛手となった(写真は輪島市黒島地区。8月撮影)
9月21日は、能登半島地震(昨年1月)の被災地に大きな打撃を与えた豪雨から1年がたつ日だ。地震の記憶もまだ生々しい時期に起きた豪雨災害はまさに「複合災害」であり、備える体制づくりが急務となっている。
同日、能登半島付近で発生した線状降水帯などにより、輪島市や珠洲市では観測史上最大の雨量が観測された。
地震で起きた土砂崩れや地滑りの影響も重なって甚大な被害となり、16人が犠牲となった(その後、3人が災害関連死に認定された)。また、住宅約1900棟が全壊や半壊などの被害を受けたとされる。
会員向け記事です。





