
下留の湯
湯ざわりなめらか”美人の湯”
日本三名泉の一つ、下呂温泉の水明館(瀧康洋社長)には、臨川閣、山水閣、飛泉閣の各棟に大浴場がある。宿泊者は全ての大浴場が利用できる。なめらかな湯ざわりの”美人の湯”が好評だ。
臨川閣3階の「下留(しもどめ)の湯」は、窓の外に日本庭園が広がり、浴場一帯に木の香りが漂う、心身ともに癒やされる空間。高温浴槽、低温浴槽、ひのき風呂、サウナと、多彩に楽しめる豪華な設計だ。天井、壁、柱にもひのきを配すなど、徹底してひのきにこだわる。宿泊客専用。
山水閣1階は、樹木の緑と巨岩に囲まれた野趣あふれる野天風呂がある。男性用「龍神の湯」と、女性用「観音の湯」。山間を吹き渡る風が心地良く、飛騨の星空を眺めながら温泉につかる至福のひとときを楽しめる。男女とも、内湯「ぼたん風呂」も備える。
野天風呂 龍神の湯(男性用)
飛泉閣9階の「展望大浴場」は、明るく広々とした大浴場。一面ガラス張りの窓から温泉街の景色や飛騨の山々を一望する。24時間いつでも利用できるのがうれしい(清掃時間を除く)。
臨川閣4階には二つの貸し切り風呂と岩盤浴がある。
貸し切り風呂「七里の湯」は木の香漂う純和風のひのき風呂。脱衣所のスペースが広く、段差が少ないのが特徴だ。もう一つの「織部の湯」はレトロ調の陶器の風呂。
岩盤浴は温められた天然鉱石による遠赤外線効果、マイナスイオン効果で利用者のリラックス、健康増進、癒やしをサポートする。鉱石は麦飯石、溶岩石、波動石、世界でもトップレベルの貴重なラジウム鉱石「バドガシュタイン鉱石」などさまざま。
全大浴場の混雑状況を客室内のテレビや館内各所のモニターで確認できる。湯巡りをする利用者から好評だ。
▽岐阜県下呂市幸田1268。TEL0576(25)2800。
公式サイト:https://www.suimeikan.co.jp/
下留の湯