
バンケットルーム「ルナール(月)」
セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区、吉岡慎一総支配人)はこのほど、39階のスカイバンケットフロア「タワーズサロン」をリニューアルオープンした。青空色に由来するホテル名、セルリアンにちなみバンケットルーム名は「ルナール(月)」「ソレール(太陽)」「セレステ(空)」とした。
同館によると開業時の思いを具現化するため、太陽や月のきらめきを壁や天井の特徴的な照明、意匠で表現したとしている。デザインは、同ホテルの多くのレストランの改装を手掛けてきた乃村工藝社チーフデザインオフィサーで、A.N.D.代表の小坂竜氏が担当。木材を多く使用したエレガントな設えや、バーカウンター、キュリオケースを配置。迎賓施設としての気品を感じさせるデザインにしたという。
2001年の開業以来、地上145メートル、39階からの大パノラマと高品質な料理、サービスで高い評価を得ているというタワーズサロン。開業から24年がたち、近年の渋谷はインバウンドの目的地として大きく注目を集め、個人旅行のみならずMICE目的の需要が大きく増加。渋谷のオフィス増加に伴い国内の企業イベントの需要も旺盛という。
「渋谷随一の眺望と、世界屈指のターミナル駅である渋谷駅から徒歩5分の利便性、質の高い料理という強みに加え、デザイン性を高めつつフレキシブルな空間とすることで、世界中の利用者を迎えることができるラグジュアリーな迎賓施設を目指した」と同社。
バンケットルーム「ルナール(月)」