
観光庁はこのほど、「インバウンド受入環境整備高度化事業」の三次公募を開始した。訪日外国人旅行者の周遊促進や消費拡大、地方誘客をはかり、ICT等を活用した観光地の受入環境整備を補助金で支援するもの。高度化計画策定者が計画を提出し、計画に記載された事業の実施者が補助を受ける。
高度化計画を提出できるのは都道府県、市区町村、DMOや民間事業者など。対象となる事業は「賑わい環境の創出」「新たなニーズへの対応・新技術の活用」「ストレスフリー・快適な旅行環境の整備」「ユニバーサル対応」「拠点機能の整備・改良」の5種類とした。補助金の補助率は原則として補助対象経費の2分の1以内。
公募の締切は10月31日17時までで、最寄りの地方運輸局などに必要な書類を提出して応募する。詳細は観光庁のホームページに記載されている。