
東京都内で行われたセミナー・商談会
北陸エリア経由で東京―大阪間を結ぶ新ゴールデンルート「レインボールート」に訪日外国人旅行者を誘客するためのセミナーが3日、東京都内で開かれた。能登半島地震の影響を受けつつも、2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸を契機に、ルート沿線では訪日外国人旅行者が増加しているが、さらに広域的なエリアへと周遊の拡大を目指す。セミナーでは、ルート沿線の自治体などが地域の魅力をPRし、旅行会社、ランドオペレーターと商談を繰り広げた。
10都府県とJR2社が参画、ターゲットは欧米豪旅行者
レインボールートの取り組みは、官民が連携したグランドサークルプロジェクトとして14年に始まった。参加しているのは、東京、群馬、新潟、長野、富山、岐阜、石川、福井、滋賀、京都の10都府県と、JR東日本、JR西日本。
誘客の主なターゲットは欧米豪などの旅行者。プロジェクトでは、海外メディアを通じた情報発信やパンフレットの作成、旅行博への出展などに取り組んでいる。東京でのセミナー・商談会は、BtoBの情報発信を強化しようと、2年ぶりに開催された。
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