
9県共同ブース
■中部9県共同ブース
中部圏9県(富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県)が共同で運営する大型ブースが登場。共同出展はTEJ2025が初。「自然」「食」「歴史」「ものづくり」のテーマごとに、各県の多彩な魅力を日替わり体感できる。
「自然」の紹介として立山黒部アルペンルートのVR体験(富山県)や、サイクルツーリズムを体感できるE―BIKEの展示・試乗体験(岐阜県、静岡県)を、「食」の紹介として甘えび・さわら(石川県)、焼き鯖(さば)すし(福井県)などの試食・試飲ブースを用意。「歴史」や「ものづくり」などを紹介するブースも用意され、各県が魅力を発信する。
9県共同ブース
■海外ブース
中部国際空港セントレアは、今年2月で開港20年。同社が今回出展するブースは、同空港発着の国際線を運航する10社とコラボしたPRを行う。来場者に最適な旅行先を勧める「旅先診断」など、次の旅行先が見つかるコンテンツが満載。酢の名産地愛知県ならではのビネガードリンクの試飲も用意している(数量限定、時間帯限定)。
中部国際空港セントレアのブース
■企業ブース
訪日地方誘客の新たな足として「ヘリコプターツアー」を提案する3社(エアロトヨタ、川崎重工業、レオナルドヘリコプターズ〈AGUSTA〉)もブースを出展。新しい移動スタイルとして注目を集めている。
■各種ツーリズム
注目が集まる「ガストロノミー・ワインツーリズム」「ナイトタイムエコノミー」「アドベンチャートラベル」「ケアツーリズム」「ウポポイ(民族共生象徴空間)」のコーナーや、北海道ワイン&北海道の地酒試飲・試食コーナーを設けた。北海道土産が当たる抽選会も実施。
北海道観光機構のブース
■歴史・文化×ツーリズム
東京観光財団は「シン・江戸さんぽ」がコンセプト。江戸にちなんだ特産品の試飲・試食をはじめ、一般日には、風鈴の絵付け・藍染め体験も行う。27日には、お笑い芸人・みやぞんさんの「江戸・現代の銭湯トーク」、28日は『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之さんの「江戸・現代のグルメトーク」などを予定。
東京観光財団のブース
■コンテンツツーリズム
”推し活”の聖地として注目を集める新たなエンターテインメントスポット「世界アイドル共和国」。ブースで施設の魅力を紹介する。一般日の28日午後1時からはBステージで、次世代グローバルアイドルグループ「SAKURA GRADUATION」がパフォーマンスライブを実施。テーマソング「ちゅちゅる革命」などを披露する。
「世界アイドル共和国」のブース
■インフラツーリズム
大阪府と奈良県をつなぐ日本遺産・龍田古道には、今も国土交通省が対策工事を行う「亀の瀬の地すべり」がある。日本遺産ブースでは「亀の瀬地すべり歴史資料室」を再現した仮想空間を展示。現地の景色や、地すべり止めの杭などが再現される。
さまざまな日本遺産を紹介する
■その他海外ブース
韓国観光公社のエリアは540平方メートルでTEJ2025最大。韓国観光関連33団体がブースなどを設置する。香港政府観光局は九龍城砦を再現した映画セットを展示。各国が工夫を凝らした体験型ブースを用意する。
TEJ2025では最大となる韓国観光公社のブースエリア
香港政府観光局のブース
■会場MAP
多くの来場を想定し、ホールB、C、Fの3カ所にフードコートを設置。計30台以上のキッチンカーが出店する。みそ串カツや田原産オリジナルポテト、ういろう、ウナギの巻きずしなど愛知県の名物料理に加え、岐阜県の升酒も用意される。