
福島県のプレゼンで自社の取り組みを紹介する松本養蜂総本場の松本高明代表(右)
東北六県物産観光あっ旋機関連絡協議会は8月26日、東京の都道府県会館で今年度2回目の「東北ブロック定例記者会見」を開いた。6県の担当者が秋の観光スポットやイベントを中心に、それぞれの魅力をプレゼンテーションした。
主な発表内容は次の通り。
【青森県】
青森市で10月11~13日、りんごづくしのイベント「秋のグランマルシェ 林檎・りんご・RINGO」を開催。県内のりんご農家や飲食店、クラフト作家による、りんごをテーマにした物販など。会場は青森県観光物産館アスパム。
【岩手県】
秋季観光キャンペーン「いわて秋旅キャンペーン」を9~11月の3カ月間開催。祭りや自然体験、食・酒など、同県の秋の魅力あるコンテンツをプロモーションする。
【秋田県】
秋田の新しい土産や特産品の開発を目指して毎年行われている「あきた食のチャンピオンシップ」で、今年の受賞商品がこのほど決定。そのフェアを9月13~15日、東京の同県アンテナショップ「あきた美彩館」で開催。
【宮城県】
定期観光バス「松島紅葉めぐり」を10月25日から11月24日の土曜日と休日に運行。秋保・里センターと松島間の1日1往復。松島で五大堂見学、瑞巌寺のガイド付き参拝の後、自由散策を楽しんでもらう。
【山形県】
同県置賜地域で「やまがたフルーツ150周年」「米沢牛150周年」を記念して、「山形おきたま産フルーツ”樹1本プレゼント”キャンペーン」を実施。対象の宿泊施設に宿泊した人に、樹木1本分のフルーツを収穫できる特典や米沢牛1万円相当などを抽選でプレゼントする。第2弾を来年1月5日から3月8日までを対象期間に開催。
【福島県】
養蜂文化が盛んな会津地方でミツバチの生態観察や蜂蜜加工場見学の取り組みが進んでいる。会津若松市で養蜂業を営む松本養蜂総本場は、これら事業に加え、蜂蜜製品を販売するブティックや直営レストランを2022~24年にかけてオープンした。
福島県のプレゼンで自社の取り組みを紹介する松本養蜂総本場の松本高明代表(右)