
帝国データバンクがこのほど公表した景気動向調査の今年8月分で、同月の旅館・ホテルの景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比0.9ポイント増の50.5と、4カ月ぶりに改善した。前月は49.6と、2年5カ月ぶりに40台に落ち込んだが、同月は50台に回復した。51の業種別順位は前月の4位から2位に上昇。ただ事業者から「猛暑の影響で出控え傾向が強く客足が伸びない」とするほか、今後の天候不順を危惧する声がある。
旅館・ホテルのDIは、2023年3月から、全ての月で判断の分かれ目の50以上で推移していたが、今年7月に49.6と、23年2月(48.0)以来、2年5カ月ぶりの40台となった。ただ、8月は再びの50台となった。
会員向け記事です。