
商談会の様子
長野県は8月29日、東京都内で「学習旅行・合宿・企業研修誘致商談会」を開催した=写真。主催は県観光機構で、県内の旅館・ホテルなどの観光事業者約60人と首都圏の旅行会社など約70人が参加。県内各地域の説明会のほか、観光事業者と旅行会社などによる個別商談会が催された。
冒頭、登壇した県学習旅行誘致推進協議会事務局の小林一洋氏は「協議会では単に学習旅行の誘致だけではなく昨年度から、合宿、企業研修、MICEなどに領域を広げ誘致活動を行っている。学習旅行のSDGsやチームビルディングコンテンツは合宿企業研修の付加価値にもつながると考えている」などと述べた。
協議会では、行政と民間事業者が一体となって誘致活動を展開。4月には、3班体制でキャラバン営業を首都圏(山梨、埼玉、東京、神奈川、千葉)で実施した。小林氏は、「首都圏は(長野県から)近いこともあり、大事なマーケットと捉えている。また、常に情報の最先端を行く首都圏との関係構築は大変重要」などとも話した。
地域説明会では、県学習旅行推進協議会山ノ内支部、白馬支部、ながの観光コンベンションビューロー、松本観光コンベンション協会、諏訪観光協会が登壇し、最新の情報発信に務めた。
商談会の様子