
ビジネスフィンランド関係者と覚書を交わした北国FHDの杖村社長(右、9月12日)
「フィンランドの知見・文化を日本に」――。北国フィナンシャルホールディングス(FHD)は9月12日、貿易や投資、観光推進を目的とするフィンランドの政府系機関「ビジネスフィンランド」と、イノベーションと不動産・インフラの分野で協力する覚書を結んだ。スタートアップや人材育成、まちづくりなどで連携し、双方の知見を共有する。
ビジネスフィンランドは、フィンランド大使館の商務部の役割を担う組織。同組織と国内銀行が、イノベーションと不動産・インフラ分野で覚書を結ぶのは初めて。例えば、革新的な人材育成施策を展開する企業が登壇するセミナーなど、両国の関係者を巻き込んだイベント開催などを予定する。定期的な会合を通じて情報交換も密に行っていく。【記事提供:ニッキン】
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