
総務省の労働力調査によると、今年7月の「宿泊業、飲食サービス業」の就業者数は前年同月比3万人増の409万人。コロナ禍前の2019年同月比も3万人増加した。
就業者数全体は前年同月比55万人増(19年同月比119万人増)の6850万人。
ほかの業種を見ると、「生活関連サービス業、娯楽業」が同4万人減(同23万人減)の226万人。「運輸業、郵便業」が同16万人増(同12万人減)の337万人。
同月の完全失業率(季節調整値)は前月比0.2ポイント低下の2.3%。このうち男性は2.5%と、前月と同率。女性は2.2%と、同0.2ポイント低下した。
同月の完全失業者数は前年同月比19万人減の169万人。求職理由別では、「勤め先や事業の都合による離職」が同5万人減少。「自発的な離職(自己都合)」が同11万人減少。「新たに求職」が前年同月と同数。