
明智平展望台からの眺望(10月下旬撮影。紅葉の見ごろは気象条件により変動する場合あり)
東武鉄道と東武トップツアーズ、日光交通(本社=栃木県日光市)は10月から、日光エリアにおける新たな2次交通サービスとして、共同でハイグレード貸し切りバス「SPACIA X NIKKO CRUISER」を運行開始する。これに先立ち、東武トップツアーズは今月12日、「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ早朝紅葉鑑賞の旅」ツアーの販売を開始した。最新のハイグレードバスをいち早く体験できる機会であり、紅葉の見頃を迎える日光を、混雑を避けながら快適に巡る。
SPACIA X NIKKO CRUISERは、新型特急「スペーシア X」のデザインコンセプトを受け継いだデザインで、座席数はスペーシア Xのコックピットスイートやコンパ―トメントなどの貸し切り利用にも対応できる18席を配置。グループ旅行や少人数の団体利用などを想定し、3列シートや国内線ファーストクラスと同様の座面幅を確保し、ゆったりとした快適な移動を実現した。
ツアーは、初日にスペーシアXで東武日光駅へ移動し、その後、SPACIA X NIKKO CRUISERで快適に移動。中禅寺湖や男体山などを雄大なスケールで見渡せる「明智平ロープウエー」の早朝特別運行に乗車し、静寂の中で紅葉と華厳の滝を一望できる絶景を楽しめる。日光市街と中禅寺湖、奥日光を結ぶいろは坂の混雑を回避するスケジュールで、朝9時には宿泊施設へ戻る行程となっており、午後の自由観光もスムーズに計画できるのがポイントだ。
出発日は10月19日、23日~26日、30日~11月3日の計10日間。宿泊は日光金谷ホテルや日光千姫物語、日光東観荘など、日光市内の提携9施設から選択可能で、料金は1人税込み2万8800円など(1泊夕食付きで日光東観荘宿泊、浅草駅発着特急スペーシア Xスタンダードシート往復利用の場合)。
詳細、申し込みは同社公式サイト内の特設ページ(https://tobutoptours.jp/nikko-kinugawa/spaciaxnikkocruiser/)から。
明智平展望台からの眺望(10月下旬撮影。紅葉の見頃は気象条件により変動する場合あり)