
岩手県の観光キャラバンが8月29日、東京の観光経済新聞社を訪問。9月1日に始まる秋季観光キャンペーンと同県久慈市、山田町の秋の観光をPRした。
秋季観光キャンペーンは11月30日までの3カ月間、県内全域で開催。「秋は短し 旅せよ岩手」のキャッチコピーで、地域に根差した秋祭りや豊かな自然での体験、食・酒など、県内の秋の素材を広く訴求する。
キャッチコピーは前年度のキャンペーンで使ったものを引き続き使用するが、インバウンドの誘客を意識して英語のキャッチコピー「WANDER IWATE」も新たに設定した。
久慈市は9月18~21日の「いわて久慈秋まつり」、山田町は同月13~15日の「山田祭り」を紹介。
いわて久慈秋まつりは1360年代から続くという県北最大規模の祭り。高さ約12メートルまでせり上がる豪華絢爛(けんらん)な山車やみこしが市内の目抜き通りを練り歩く。
山田祭りは山田八幡宮例大祭と大杉神社例大祭の二つの祭りで、「山田の神幸行事」として昨年、県の無形民俗文化財に指定された。朝晩通して街を練り歩く「暴れみこし」が見どころ。
キャラバンで訪れたのは、岩手県商工労働観光部観光・プロモーション室の山脇ちあき・観光振興専門員、同室の髙梨脩・国内観光担当主任、同県東京事務所の熊谷瑞穂主事、同県観光協会の長澤忠輝担当課長、久慈市産業経済部商工観光課観光物産係の円舘広世志主任、山田町商工観光課観光チームの佐々木智見課長補佐、同町地域おこし協力隊の遠藤史哉・観光まちづくりプランナー。
岩手県のキャラバン