
一般社団法人沖縄観光DX推進機構(OTDO)は2025年11月、宿泊事業者を対象とした「THL THE WEEK 2025」を開催する。同イベントは実証実験施設「THL(タップホスピタリティラボ沖縄)」にて行われ、沖縄県内の宿泊業における現場課題解決の「気づきの場」を提供するという。
メーカーによる商品プレゼンを通じた課題解決の場
同イベントは2025年11月13日、14日の2日間、沖縄県うるま市州崎にある「THL」内の会議室・フリースペースで実施される。開催時間は両日とも午前10時から午後5時まで。1コマ20分間のプレゼンテーションが1日3コマ行われる予定だ。コマ割の時間帯については後日連絡されるとしている。
ResorTech EXPOのサテライト会場として機能
「THL」は同時期に沖縄サントリーアリーナで開催される「ResorTech EXPO 2025 in Okinawa」のサテライト会場となる。EXPO本会場では紹介しきれないテクノロジーやサービスを体験できる場所として位置づけられている。
幅広い現場課題に対応する商品・サービスを募集
イベントでは、DX推進、マーケティング分析、人材不足、生産性向上、顧客満足度向上、施設老朽化、従業員教育、事業承継、食の対応など、宿泊業界が直面する多岐にわたる課題に対応する商品の募集・紹介を行う。デジタル分野に限らず幅広いジャンルの出展を歓迎するとしている。
出展条件と申込期限
参加費用はJARC・OTDO法人会員が5万円(税抜)、非会員は8万円(税抜)。申込締切日は2025年9月26日だ。企業にとっては自社製品・サービスのPRの機会として活用できるとしている。
▷申込先
沖縄県の宿泊産業の課題解決へ
沖縄の観光産業において重要な位置を占める宿泊業界。様々な課題を抱える現場と、解決策を提供するメーカーをつなぐプラットフォームとしての役割が期待される。